転職においてどの業界への転職がよいかという設問は多くいただきます。今回は、産業ごとに転職者の受け入れに前向きか後ろ向きかを調査確認しました。
この記事は、厚生労働省の令和2年転職者実態調査の概況のデータを参考にしております。
産業別の転職者採用予定
事業所ごとにアンケートを実施し、その回答の割合から産業ごとに転職者の受け入れに前向きか後ろ向きかを確認してみました。
早速、産業別の転職者採用予定を一覧にまとめてみました。
産業 | 割合 % |
鉱業、採石業、砂利採取業 | 51.8 |
建設業 | 69 |
製造業 | 50.4 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 30.2 |
情報通信業 | 66.4 |
運輸業、郵便業 | 66.7 |
卸売業、小売業 | 52.6 |
金融業、保険業 | 40.6 |
不動産業、物品賃貸業 | 55.3 |
学術研究、専門、技術サービス業 | 51.7 |
宿泊業、飲食サービス業 | 51 |
生活関連サービス業、娯楽業 | 55.1 |
教育、学習支援業 | 32.8 |
医療、福祉 | 55.2 |
複合サービス事業 | 25.7 |
サービス業 | 54.9 |
産業ごとに上は、建設業の69.0%で、下はサービス業の25.7%と、倍半分の以上の差があり、産業ごとに転職者を積極登用したい産業と、消極的な産業があるのが一目瞭然でした。
転職に向いている業界BEST 3
業界として転職に前向きな業界は、転職者受け入れにも積極的で、転職しやすい業界と言えます。
企業側の受け入れ態勢がないとなかなか転職の難易度も大きく変わります。
ここで転職に向いている業界BEST3をご紹介します。
転職に向いている業界BEST3
第一位 建設業
第二位 運輸業、郵便業
第三位 情報通信業
いずれも業界として成長している業界で、能力ある人を受け入れたいという業界が名を連ねております。
建設業界は、ビルなど含めて建設は堅調であり、
運輸業、郵便業は、ネット通販の拡大により、こちらも堅調
情報通信業も、現代社会におけるインフラの一種となっており
将来的にも展望が明るい業界です。
転職難易度が高い業界BEST 3
転職難易度が高い業界BEST3はコチラです。
転職難易度が高い業界BEST 3
第一位 複合サービス業
第二位 電気・ガス・熱供給・水道業
第三位 教育、学習支援業
いずれも公共性が強い産業が上位を占めている状況です。
一旦就職すると、雇用が比較的安定・保証されているため、人の流動性が他産業と比較すると大きくないため、転職者を受け入れる環境整備もこれからというものです。
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まとめ
産業別で転職に前向き、後ろ向きに大きな差があります。
企業目線で、転職に向いている業界BEST3は下記の通りです。
転職に向いている業界BEST3
第一位 建設業
第二位 運輸業、郵便業
第三位 情報通信業