火災保険って必要?築古物件オーナーが選んだ保険とのつきあい方|無理なく備えるリアルな方法

不動産投資
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こんにちは、ふどまるです。

今回は、不動産投資に欠かせない「火災保険」についてお話ししようと思います。

「物件を買ったら火災保険に入らなきゃいけないの?」
「築古の家って保険料が高いって聞いたけど、本当?」
「どれくらいの補償が必要なの?」

そんな疑問を持っている方に向けて、私が実際に経験したことをもとに、「火災保険とのちょうどいい付き合い方」をわかりやすくまとめました。

私のように築年数の古い戸建て物件を買って、不動産投資をしている方にとっては、火災保険の選び方がとても大事なテーマになります。

それでは、いってみましょう!


火災保険ってそもそもなに?

まず、火災保険について簡単におさらいしておきます。

火災保険とは、「火事や台風、落雷、水漏れ」などで建物や家財に被害が出たときに、その損害をカバーしてくれる保険のことです。

不動産投資では、建物の価値を守るために、必須といっていい保険です。


築古物件は火災保険料が高くなりがち?

はい、実際に高くなります。

築年数が古い建物は、構造が古かったり、劣化している部分があったりして、火災や水漏れなどのトラブルが起きやすくなります。

そのため、保険会社も「リスクが高い」と判断して、保険料が上がる傾向にあります。

私が購入した物件でも、火災保険の見積もりをとったときに、最初「え、こんなに高いの?」とびっくりしました。


実際にかかった火災保険料は?

だいたいですが、家賃1か月分以上の保険料がかかるケースが多かったです。

たとえば、家賃が月5万円の物件なら、年間の保険料も4~6万円前後。
これは、築古物件を保有する方にとっては、わりと一般的な金額かもしれません。

「1年で1か月分の家賃がなくなる…」と思うと大きいですが、これを必要な経費と考えることが大切です。


火災保険の「かけすぎ」に注意

とはいえ、「とりあえず全部入っておけば安心!」と、補償内容を盛り込みすぎるのもNG。

必要以上に補償を厚くすると、保険料がどんどん上がってしまいます。

私が気をつけたポイントはこの3つです:

✅ 本当に必要な補償だけにしぼる

たとえば、「家財保険」は空き家やオーナーが住んでいない物件なら不要なこともあります。
私は、「地震保険」にはすべての物件で加入していますが「地震保険」も、場所や築年数によっては入らないという選択もあります(その分、自己リスクが増えますが…)。

✅ 契約年数を工夫する

火災保険は「1年契約」より「5年契約」にした方が安くなることが多いです。
ただ、私は5年契約で保険料を1年ごとに分割払いにしています。

理由は、「一括だと支出が重くなるし、もし途中で売却したら無駄になるかも」と思ったからです。
実際に、1年ごとの分割でもそれほど大きな割高感はありませんでした。

✅ 保険会社を比較する

1社だけで決めるのではなく、複数の保険会社に見積もりを取ることが大事です。
会社によって補償内容や料金体系がかなり違います。

私は最初にネットでざっくり見積もってから、地元の代理店にも相談しました。
親身になってくれて、現地の事情も踏まえてアドバイスしてくれたのが良かったです。

火災保険の見落としがちなポイント

⚠️ 自然災害に強いかどうか

特に最近は、台風・大雨・地震などの自然災害が増えているので、建物への影響も無視できません。

契約前に、どこまでが補償されるのかを必ず確認しておきましょう。

「風災はOKだけど、雨漏りはNG」など、細かい条件がある場合もあります。

⚠️ 退去時・修繕時にも活用できるか?

たとえば、入居者が退去するときに、壁や天井に傷があって、修理費が発生することもあります。
そういった費用が保険でカバーできるケースもあるので、内容をよくチェックしておくのがおすすめです。


築古物件こそ、火災保険のバランスが重要

築年数が古い物件は、どうしてもトラブルが起きやすいです。
だからといって、保険を厚くかけすぎると、今度はコストで首が締まってしまう。

そのバランスを考えることが、大家としての第一歩だと思っています。


私が火災保険で大事にしていることまとめ

  • 入らない選択肢はない!でもかけすぎにも注意
  • 見積もりは必ず複数社で比較
  • 築古だからこそ、保険は「備え」として冷静に判断
  • 契約期間や支払い方法も自分に合うスタイルを選ぶ

まとめ:保険は安心を買うもの。自分に合った内容で

火災保険は、「お金がかかるだけの出費」ではなく、いざというときに支えてくれる安心材料です。

私も、最初は保険って正直「高いなあ…」と思っていました。
でも、地震・火災・水漏れなどのリスクを考えたとき、適切に備えることの大切さを日々感じています。

これから不動産投資を始めようと思っているみなさま、そしてすでに物件を持っているみなさまにも、「保険をかける意味」を見直すきっかけになればうれしいです。