こんにちは!不動産投資ブログ「社長はわたし。主婦が不動産投資はじめました。」のふどまるです。
今回は、よくいただく質問に正面から向き合ってみたいと思います。
「今って人口が減ってるのに、なんで不動産投資なんて始めたの?」
たしかに、ニュースなどで「少子高齢化」「人口減少」といった言葉をよく見かけるようになりました。
私も最初はこの言葉にちょっとビビっていました。「人口が減るのに、住む人って減るよね?そしたら家もいらなくなるんじゃないの…?」って。
でも、よくよく調べてみると「人口が減っている=不動産投資がダメ」というわけではないことが分かってきました。
今日は、そのあたりを中学生でも分かるように、やさしく、わかりやすく解説してみますね!
1. 「人口が減る=家がいらなくなる」って本当?
まず、「人口が減っている」というのは本当です。
日本の人口は2008年をピークに、少しずつ減りはじめています。総務省の発表によると、2020年には約1億2,600万人でしたが、今後もどんどん減っていくと予想されています。
でも、「人口が減るから家はいらなくなる!」と思うのは、ちょっと早とちりかもしれません。
なぜなら、不動産投資で大事なのは「人口」ではなく「世帯数(せたいすう)」なんです。
2. 不動産投資で注目すべきは「世帯数(せたいすう)」
「世帯数」とは、ざっくり言うと「家に住んでいるグループの数」です。
例えば…
- 夫婦+子ども → 1世帯
- 一人暮らしの学生 → 1世帯
- おじいちゃん+おばあちゃん → 1世帯
つまり「何人いるか」ではなく、「何組が住んでいるか」が世帯数なんです。
ここがとっても大事!
家って、「1人ひと部屋」ではなく、「1世帯ひとつの家や部屋」ですよね?だから、不動産(家やアパート)の需要は「世帯数」によって決まる部分が大きいんです。
3. 実は「世帯数」はまだ増えていた!
ここが驚きポイントです。
総務省の調査によると、日本の人口は減ってきていますが、「世帯数」はしばらく増え続けていたんです!
なぜかというと…
- 一人暮らしが増えている(若者や高齢者)
- 結婚しても親と同居せず、夫婦で別の家に住む人が増えた
- 離婚などで、1世帯が2世帯になるケースもある
つまり、昔よりも「家族がバラバラに暮らす」ことが多くなったことで、「家の数」がたくさん必要になっているということです。
これを「核家族化(かくかぞくか)」といいます。
4. 世帯数が大きく減っていない=家のニーズはまだある!
もちろん、今後は世帯数もゆっくりと減っていくと言われています。でも、「人口ほど急には減らない」と言われています。
特に地方や郊外では、空き家が問題になっている一方で、
- 安くてきれいな家
- 駅や学校から近い場所
- 駐車場つきの一戸建て
こういった「条件のいい家」には、まだまだ入居希望者がいます。
「空き家だからって、どこでもいいってわけじゃない」んです。
だからこそ、私は「需要がある場所」や「住みやすい物件」にしぼって、中古の戸建てを選んでいます。
5. 私が「築古戸建て」にこだわる理由
私は、不動産投資を始めるときに、あえて「築年数が古い戸建て(築古戸建て)」を選びました。
これにはいくつか理由があります:
- 価格が安くて、現金で買いやすい
- 修理してきれいにすれば、まだまだ住める
- 一人暮らしや夫婦だけの世帯にちょうどいい広さ
- 庭付きや駐車場つきも多いので、地方では人気がある
特に、私が住んでいるのは地方なので、「アパートよりも一戸建ての方がニーズがある」ことも大きなポイントでした。
6. データを見て、チャンスを見つける
不動産投資は、なんとなくのイメージではなく、「データで見ること」がとても大切です。
ニュースの「人口減少」という言葉だけで判断するのではなく、以下のようなデータもチェックしてみてください:
- 総務省の「世帯数」の推移(増えていたことが分かる)
- 国土交通省の「住宅・土地統計調査」
- 自分の住んでいる市町村の「人口・世帯数」データ
データを見ることで、「不動産投資はもうダメ」と決めつけるのではなく、「どこでならチャンスがあるか?」が見えてくるようになります。
7. 今からでも遅くない!正しく選べば勝負できる
「不動産投資=都会でアパートを建てる」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
でも、今の時代はちがいます。
- 地方でも
- 小さな町でも
- 築年数が古い家でも
きちんと調べて選べば、不動産投資でしっかり成果を出すことはできます。
私は実際に、中古の空き家を買って、自分で少しずつ手を入れて、入居者さんを見つけて、家賃収入を得ることができました。
もちろん最初は不安でしたし、人口減少のニュースにびくびくもしていました。
でも、「世帯数」のデータや、自分が住んでいるエリアの特徴を調べて、「ここならいけるかも!」と思えたからこそ、行動できたんです。
8. まとめ|「減る人口」より「変わる暮らし方」に注目しよう
今回の話をまとめると…
- 人口は減っているけど、世帯数はすぐには減らない
- 一人暮らしや核家族化が進んで、家のニーズはまだある
- 地方や築古物件でも、需要がある場所を選べばチャンスはある
- データをしっかり見て判断することが大切
不動産投資は、これからも「正しく考えて行動できる人」には、まだまだ可能性がある世界です。
私のような普通の主婦でも、一歩ずつチャレンジして、不動産オーナーとしての道を歩むことができました。
もし不安に思っているなら、まずは「調べること」から始めてみてはいかがでしょうか?
データと向き合うことで、「思い込み」がなくなり、「自分にもできるかも」という気持ちがわいてくるかもしれませんよ。