こんにちは、主婦社長のふどまるです。
今回は「不動産投資に資格って必要なの?」というテーマで、私自身の考えや実体験をお話しします。
ネットや本を読んでいると、「不動産投資を始めるには、まず資格を取ろう!」と書いてあることがよくありますよね。たとえば、
- 簿記3級
- ファイナンシャルプランナー(FP)3級
- 宅地建物取引士(宅建)
などなど、いろんな資格が紹介されています。
私も最初は「やっぱり資格を取らなきゃいけないのかな」と思って、参考書を買って勉強を始めたことがありました。でも、正直に言います。
私は今、どの資格も持っていません!
資格の勉強、思ったよりも大変だった…
最初は「知識をつけるため」と思って頑張っていました。でも、資格のための勉強は、範囲がとても広くて、テストに出ること全部を覚えなきゃいけない。しかも、全部が不動産投資に役立つわけじゃないんです。
たとえば、FPの試験では保険や年金、相続などの知識も出てきます。もちろん大事なことではありますが、「今、目の前の空き家をどうリフォームするか」には、直接関係しないこともたくさんあります。
私は勉強があまり得意ではないので、苦手な内容を無理に覚えようとすると…もう、眠くて眠くて(笑)。だんだん「不動産の知識をつけたい」という気持ちより、「資格に合格しなきゃ」に変わってきて、目的がズレてしまいました。
資格よりも「実際にやってみる」が大事だと思った理由
そこで私は、思い切ってこう考えました。
「自分は資格を取らなくても、不動産投資に必要な知識は別の形で学べばいい」
もちろん、資格を取るのがムダとは思っていません。宅建を持っていれば、不動産契約の細かいルールが分かりますし、税金の仕組みも理解しやすくなります。
でも、資格の勉強には時間も体力も必要です。小さい子どもがいて、家事もして、仕事もして…という毎日の中では、私は資格よりも**「行動」して学ぶ方が合っている**と思いました。
本をたくさん読んで「本質」を学んだ
資格は取っていませんが、不動産投資の本は本当にたくさん読みました。本屋さんだけでなく、ブックオフなどの中古書店にも行って、10年以上前の古い本も買って読みました。
「そんな昔の本、意味あるの?」と思うかもしれませんが、私は意味があると思います。
なぜかというと、昔の本にも今の本にも、共通して書いてあることがあるからです。
「空室リスクを減らすには◯◯が大事」「キャッシュフローを意識しよう」など、時代が変わっても変わらない「不動産投資の本質」がそこにはあります。
私の想い:知識は“使える形”で身につけたい
私は、「資格のための勉強」ではなく、「現場で使える知識」を身につけたいと思っています。
たとえば、
- 実際にリフォーム費用の見積もりを取る
- 空室物件に自分で壁紙を貼ってみる
- 賃貸サイトを研究して、募集文を考える
こういう実践から学ぶことが、私にとってはすごく大きな財産になっています。
もちろん、失敗もたくさんしました。「こんなに費用がかかると思わなかった…」とか「ここに手をつけておけばよかった…」とか。でも、その経験があるからこそ、次に活かせると信じています。
まとめ:資格より大切なことは「一歩を踏み出すこと」
不動産投資には、確かに知識が必要です。でも、それをどう学ぶかは人それぞれ。
資格を取ってから始める人もいれば、私のように資格なしでスタートする人もいます。
私は、実際に物件を買って、手を動かして、業者さんと話して、そうやって少しずつ学んできました。
大事なのは、
「完璧じゃなくても、まずは一歩踏み出すこと」
失敗してもいい。間違えてもいい。そこから学べば、必ず前に進めます。
これから不動産投資を始めようと思っている人には、
「資格がないから無理」ではなく、
「今の自分にできる方法で学んでみよう」と思ってもらえたらうれしいです。